小春日和(和小物・着物・着付)■旅行・行楽

旅行・行楽

 着物を美しく着られるようになると、着物姿で旅行を楽しみたくなると思います。手荷物はあまり重くしたくはありませんが、コーディネートを考えると結構な荷物になってしまいそうですね。荷物が重いと疲れてしまって、美しく振舞うことが出来なくなってしまいます。お出掛けの前にチェックをしてみましょう。私が経験してきたポイントをお伝えいたします。

 

和服で旅行!おすすめアイディア

 

長襦袢・着物・帯

 何泊のご予定でしょうか?宿泊日数にもよりますが、一泊二日でしたら、着物の着替えは必要ありません。お持ちになるのでしたら、帯がおすすめです!着物は同じでも、帯を変えることで雰囲気が全く変わって見えますね。ですから二日目は、一日目と同じ着物に持参した帯を合わせます。帯締・帯揚の小物は荷物によって持参しても良いですし、一日目と同じでも良いですね。
 長襦袢も持参しなくて大丈夫です。半衿にちょっと工夫しておきましょう。二枚の半衿を縫い付けておきます。最初に縫うのは二日目用。次に縫うのは一日目用です。もうお解かりですね。お宿に着きまして着物を脱ぐ時に、使用していた半衿を外しておきます。二日目には、最初に縫い付けた半衿を楽しむことが出来ますね。簡単に取れるように、少し粗めにしつけ糸で縫うことをおすすめします。これでしたら、鋏を使うこともありませんから楽ですheart

 
 

肌着

 肌着は、やはり清潔なものを身につけたいですね。以外に汗をかくものですので持参するようにしましょう。どうしても荷物を少なくしたい、持参したくない場合は、お宿に着きましたら肌着もハンガーにかけて風通しの良いところに干しておきましょう。随分違います。

 
 

風呂敷

 着物を脱ぐと着付小物等の置き場に困ってしまいます。風呂敷を数枚持参しますと便利ですね。脱いだものを、広げた風呂敷の上に順に載せてしまいますと、翌日の着付に時間がかからずに済みます。ちょっとしたことなのですが、着付小物が着付順に置かれていますと着付時間の短縮につながります。
 また、お風呂に行く時などにも風呂敷を使うと大変便利ですし、着付の時にも使うことが出来ますね。和室の時は問題ありませんが、洋室のお部屋の時には、着にくいと思います。ベッドの上で着るわけにもいきませんので、床に風呂敷を一枚敷きましょう。ポリエステル素材ですと滑りますので、その場合は綿素材がおすすめです。慣れますとスリッパを履いたままで、何の問題もなく着られるようになりますが、慣れるまでは風呂敷を使うのが一番です!

 

*スリッパのままで着付ける方法*
 長襦袢までは大丈夫ですね。問題は着物です。着物はベッドの上に置いておきます。袖を通す時も裾はベッドの上です。袖が通りましたら、裾が床についてしまわないように裾合わせをします。たったこれだけなのですが、慣れないとちょっと大変です。旅行前に練習しておきますと、簡単に出来ますね。

 
 

手鏡

 宿泊先にもよりますが、姿見のないところもあります。普段 鏡を見ての着付に慣れていらっしゃると思いますので、鏡がないと「着ることが出来ないかも!」と不安になってしまいますね。でも大丈夫です。洗面所には大きめの鏡がありますね。衿元などは鏡の前でしっかりと見ながら合わせることが出来ます。後姿も気になるでしょうから、合わせ鏡で後姿も確認しておきましょう。その時に使用する鏡は少し大きめのものの方が見やすいですね。薄型の鏡など、少しでも軽いものを持参すると良いですね。

 
 

お裁縫セット・布用両面テープ

 旅先では考えもしないことが起こったりします。しっかり縫い付けておいた半衿が解けてしまったりしても、慌てずに済むようにお裁縫セットを持参しておきましょう。これはほとんどの方が持参していると思います。念の為、書いてみました♪両面テープは、半衿付けにも使えますし、ほつれ止めなどにも便利です。かさばるようでしたら、紙などに必要と思われる分だけを貼って持参しても良いですね。

 
 

雨具の準備

 お天気予報で晴れの確立が高くても、急に雨が降ることもありますね。洗えるお着物でしたら心配はありませんが、正絹でしたら 念の為に持参しておいた方が良いですね。
●雨コート ●草履カバー ●クリップ2個 ●雨傘 ●替えの足袋

 
 

切符・チケット

 移動中にバッグの開け閉めは面倒ですね。皆さんは切符やチケットは、どこへ入れていますでしょうか?私は前帯の間に挟んだり、衿に入れたりしています。改札口で慌てて探すこともなくスマートに取り出すことが出来ます。荷物の多い時などは大変便利です。

 

ハンカチ・扇子

 ハンカチは袂の中に入れておきます。バッグの中より、必要な時に すぐに取り出せますね。ここで注意したいのは、袖口からは絶対に取り出さないことです。袖口から出し入れするのは、男性です。女性は、振りの方から出し入れしましょう。扇子の必要な季節には、帯に挟んでおきますとすぐに扇ぐことが出来ますね。思いっきり顔に扇ぐことのないように、さりげなく涼しい顔で 帯の位置から上に向かって扇ぎましょう。女性らしい振る舞いは、着物姿には特に美しく感じます。周りの方にも見られていますのでね!

 

サブバッグ

 旅行に限らず、サブバッグは持参しますと便利です。季節にもよりますが、ショールやコートなど、場所によっては脱ぐこともありますね。脱ぎますと、手荷物が増えます。そこでサブバッグの登場です。自然に振舞えるととってもステキです。薄手で邪魔にならないようなサブバッグを、いつも持参すると良いですね。

 

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その他

 

      

 

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着物着付け小物・和装小物の詳細
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