きもの用マントの作り方
道行コートも良いけれど、普段着物の時にはちょっと変わった装いで楽しんでみたいですね。防寒とファッション性を兼ての着物マント。手作りしてみませんか?
着物用マントの材料
ダブル幅(裄丈の2倍の長さ分) × マントの丈 の2倍の長さ分
・生地は、ウールで目の詰まったものがよろしいと思います。
・ちなみに私は、ダブル幅の長さを丈にして、裄丈分を購入しました。
( ダブル幅 × 130cm ) 地の目は横になりますが、特に問題はありません♪
注)普通に仕立てるときは地は縦になります。
縁取りテープ 周り全体を一周しますので、その分の長さ
・おおまかな計算で先に生地と一緒に購入されるか、
・生地を先に購入して、裁ちを終え測ってから購入のどちらか。
・種類はお好みで。
長さが必要になりますので、1メートル当りの価格と相談してご購入くださいね。
スナップ 2組
・少し大きめのものがよろしいです。
・袖口のところを落ち着かせる為に使用します。
ファー(ボンボンなど)4個
・スナップを縫い付けた部分を隠す為(飾り)に使います。
・大きさはお好みで。ファー以外でもお好きなものでよろしいと思います。
着物用マントの作り方
生地を裁ちます (縫い代分1cm大きめに裁ってください)
・カーブのところは、厚紙で型を取ってからの方が失敗はありません。
・大きなカーブにしますと円形のマントのようになります。
・「くりこし」「衿肩あき」の部分は、カーブをゆるやかにつけてください。
(つれてしまいますので・・・)
縫い代部分を表に折り返し、縫い目は大きめにミシンをかけます
・手縫いでもよろしいのですが、縫う長さが結構ありますので、大変かと・・・
縫い終えた部分に、縁取りテープをつけます(縫い代部分を隠します)
・縫いつけは、手縫い・ミシン縫いのどちらでもよろしいと思います。
縁取りテープにより違ってきますので、お決めくださいませ。
・ちなみに、私は手縫いで仕上げました。
・テープの両側を縫いますので2往復します。…根気が必要です(^^)
スナップをつけます(内側に)
・羽織ってみて、位置を決めてください。
(ご自分のお着物の袖口分にされますとよろしいと思います。)
スナップを縫い付けた部分にファーをつけます
出来上がりです。お疲れ様でした・・・♪
マントの合わせ部分は、ブローチで留めてもよろしいですし、
位置を決めてボタンやスナップ をつけてもよろしいと思います。
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