小春日和(和小物・着物・着付)【上級】7.着付け時の服装

着付け時の服装

 

 着付けに伺う時の服装について、私の気をつけていることをお伝えいたします。着物をお召しになる機会は、慶びの時ばかりではありません。御身内のご不幸など、悲しみのお席の着付けの仕事も頂きます。着付け師としてその場に相応しい装いで伺うことが大切だと、私は考えています。

 

小春の着付け時の服装

 
  • 白のブラウス
  • 黒のスカート
  • 黒のエプロン
  • 黒の上着やコート
  • 黒の靴
  • 黒のバッグ
  • 雨の時は黒の傘&黒の雨コート

※礼服(喪服)の装いではありませんので、ストッキングは黒にしません。

 

 これが私の着付けスタイルです。慶事の着付けの時も同じスタイルで伺います。黒は改まった装いになりますので、印象も良いと思います。ブラウスは慶事には淡いお色の入ったブラウスを着用することもあります。

 

小春の着付けスタイル

 

着付け師エプロンのポケットの中

 

 私が使用しているエプロンは、小春オリジナル着付師エプロンですので、ポケットの機能性も充分です!ご好評いただいております(PR:笑) ではポケットの中をご紹介しましょう。

  • クリップ
  • 仮紐
  • 帯結びによっては輪ゴムや飾り等
  • ハサミ
  • 布用両面テープ
  • ナースウォッチ
  • シャープペン
  • メモ帳(大き目の付箋を使用)
  • 黒のハンカチ
  • ティッシュ
  • 絆創膏

小春愛用品

ナースウォッチ ハサミ 帯結び用透明ゴム

ナースウォッチ各種

 

 

帯結び用透明ゴム

 

  • ナースウォッチはエプロンのポケット内側に止めておきます。時計がないと、着付けに要した時間が分かりませんね。でも腕時計は着物等を傷つける可能性がありますので使いません。着付けをするお部屋に時計があるとは限りませんし、時間があっているかも分かりませんね。そのためナースウォッチを使っているのです。ナースウォッチでしたら、ポケットの内側につければ見えないですものね。お客様の前では時計は見ません。失礼にならないように、お客様の死角に入った時に時間を確認します。
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  • ボールペンではなく、シャープペンを使用している理由はお解かりですね。何かの不注意で、お着物等につけてしまった時のことを考えてシャープペンにしています。
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  • 付箋をメモ帳代わりに使っているのは、手帳に貼れる様に、また紛失させない為です。
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  • ハンカチを黒にしているのは悲しみの席のお着付けの時は、色柄物よりも黒が良いと思っているからです。季節によっては着付け途中に汗をかきますのでハンカチは必ず使います。使う時にお客様の目につきますね。悲しみの席には特に注意したいと思います。
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  • お振袖の着付け数名の後に、喪服の着付け数名が入った時がありました。一度帰宅する時間もなく、そのままの移動でした。慶弔どちらにも対応できるよう 普段から統一しておくと慌てずにすみますね。
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  • ティッシュは私が使うこともありますが、お客様が急に必要になることもあります。花粉症の時期はお客様がご使用になることが多いです。すぐに取り出せるといいですものね。絆創膏も同じです。
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  • 布用両面テープ・ハサミ・仮紐・輪ゴムは着付けで使用する場合がありますので、すぐに取り出せるようにしています。
 

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