小春日和(和小物・着物・着付)【上級】3.必要な教材

お授業で必要な教材

 

 着付け学院には、学院専用の大変便利な着付け小物が 販売されていますね。お授業を進める上で、生徒さん全員が同じ教材を使われている方が 講師自身お授業を進めやすいと思います。生徒さんの立場ですと いかがでしょう?ひとつひとつの着付け小物はそれ程高価ではなくても、まとめて購入するとなると結構なお値段になってしまいますね。先生のお勧め通りに購入する講師にとって都合のいい生徒さんならありがたいでしょうけれど難しいと思います。

 

 自宅には必ずと言っていいほど、何かしらの着付け小物はあります。手持ちの着付け小物は使えるのか使えないのか、何が必要なのかということは生徒さんには全く分かりませんので不安でしょう。分からないまま、先生に勧められた着付け小物を購入し帰宅してみると、家に同じ着付け小物があって残念な思いをされた経験はありませんか?また、先生に強く勧められて断りきれなくて購入された経験はありませんか?

 

 そのような時のお気持ちはいかがでしたでしょう?「先生に買わされた!」というふうに、先生を悪く思ってしまいませんでしたか?判断したのはご自身なのに、納得しないままの購入ですと「買わされた」になってしまうのですね・・・。自ら断ればいいものを断れないと誰かのせいにしてしまいたくなるのが人の心です。そうなってしまうと、先生に対しての信頼の気持ちもなくなってきてしまいます。着付け小物の教材購入は、お稽古スタート時点ですので今後のお教室の流れに少なからず影響してきます。次は何を買わせようとしているのかしら・・・と思われてしまいますし、技法のアドバイスも「本当なの?」とセールストークのように受け取られてしまうこともあるでしょう。

 

 「買わされた!」にならないためにも、無理な押し付けは避けた方が良いですね。最初が肝心です。最初の印象が後々の全てのことに影響します。学院の着付け小物(教材)の説明はしっかりと、便利なところを分かりやすく丁寧にお伝えしましょう。習い始めはそれらの着付け小物をどのように使うのかもご存知ありません。理解できない小物たちです。分かりやすい説明でなければ意味がありませんね。そして 時間がありましたら、生徒さんのお手持ちの着付け小物を見て差し上げましょう。手持ちの使える着付け小物は使い、足りない小物を購入して頂くことで、生徒さんは嬉しく思います。小物ひとつにしてもお母様やおばあ様、周囲の方の想い出がいっぱい詰まっているはずです。その想い出を大切にして頂きたいと思います。

 

小春流「着付け小物の販売」

 

 私は教材を無理に販売することは全くしません、これは運営方針により違いもあるかと思いますが、生徒さんがお持ちの着付け小物でスタートいたします。

 

 お授業が進みますと、生徒さんは周りの方の着付け小物が気になりだします。

 

Aさんが使っている着付け小物、なんだか便利そう…。Bさんのも気になる…。

 

 実際にお稽古が進むと、着付け小物の役目や便利さを理解してきます。このころになると、生徒さんご自身が「欲しい着付け小物!」となり、使用方法もよく理解されたうえで

 

「先生!その着付け小物を購入したいんですけれど♪」

 

となるケースが多いです。「先生に買わされた!」には絶対になりません。先生としては最初のお授業に小物販売は全て終わらせたいと思いますし、後からの注文ですと面倒なところもあると思います。しかしそのことが、生徒さんにとっては「自分の為にしてくださった先生」として心に残ります。「教材を買わせる先生」と「生徒の為に行動してくださる先生」、どちらがいいでしょう?どちらが信頼されるでしょう?やはり、全ては生徒さんのためにheart

 

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