まず、手持ちの着付小物を確認してみましょう。着付教室にもよりますが、手持ちの小物で練習をさせて頂きましょう。お教室によっては専用の着付小物があります。便利な小物ですが、もしかするとご自分で同じような着付小物をお持ちかもしれませんね。判断できないようでしたら、最初のお授業時に持参すると良いですね。お教室の先生に勧められても、必要ではないと思える着付小物の購入は見送りましょう。お授業が進み、必要と思えた時に 買い求めれば良いのですもの。
このページでは、着付に必要な着付け小物の説明と、使用方法をお伝えいたします
長襦袢用1本(丈が長い場合は+1本) 着物用2本
紐の種類は色々あります。着付に使う紐はすべらないものが良いですね。私はモスリンを使います。自分用には腰紐を使わずに、腰紐に代わる着付小物を使用しています。そのような小物をお使いの場合は、上記より本数が減ります。
例えば、着物のウエスト位置に使う腰紐は、ウエストゴムベルトタイプもあります。その他、胸紐は、コーリンベルト+伊達締めにすることも出来ます。
お手持ちの小物を良く確認してみましょう。いろいろな組み合わせが出来ます。
帯結び用仮紐1本
帯結びの時に仮紐として使用しますので、すべりの良い紐がおすすめです。着付教室等では専用の仮紐が販売されていると思います。
長襦袢用1本 着物用1本
伊達締めは紐をした上に使用します。または紐をしないで伊達締めのみの着付も可能です。色々試してみると違いがわかると思います。
伊達締めに金具がついているタイプもあります。この金具付伊達締めはコーリンベルトと伊達締めがひとつになったものです。ですからコーリンベルトは必要ありません。また腰紐も必要ありませんので、腰紐の本数を減らしましょう。
あると便利な小物です。必ず必要というものではありません。色々な利用法がありますので、よろしかったらお試しくださいませ。
カラフル着付クリップ |
着付けクリップ(大) |
ハンディクリップ |
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長襦袢・着物の各1本(一本or無くても着られます)。衿元を綺麗に仕上げる為に、あったら便利な着付小物です。伊達締めの欄にも書きましたが、金具付の伊達締めをお持ちの場合は必要ありません。
帯結びの時に使用します。帯の前姿にシワが出来ないように綺麗に整えるものです。ゴムベルト付ゴムネルと無し、どちらでも使用できますが、初心者にはゴムベルト付の方が 楽に帯結びができます。これから購入される方はゴム付がおすすめです。ゴム付きは帯結びに入る前に体につけて使用します。ゴム付きでないものは、帯を巻きながら挟み込みます。
帯枕には紐が縫い付けられているものがあります。便利なようですが、背にはピッタリとはつきませんので、お使いの時はガーゼで包んでの使用がおすすめです。
縫い付けるタイプや芯を半衿に通すタイプがあります。お教室では芯を縫い付ける方法を学ぶと思います。着慣れましたら、ご自分の扱いやすい方をお選びくださいませ。